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「十月通信」 2014.02.10 第078号
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みなさま、いつも御贔屓ありがとうございます。
如月は底冷えのする季節ですが、まだまだ東北は瓦礫の山が減りません。仮
設住宅も雪に耐え忍んでいることでしょう。決して忘れないで欲しいです。
節分、立春と、季節の巻物にある楽しい漢字がどんどんひろげられる時期で
す。みなさまの心の巻物には、どんな絵や物語が描いてありますでしょうか。
ソチ冬季オリンピックも楽しみですね。
さて、今月のわたしの歌。
♪ 吹雪く日におもいだす歌亡き父が口遊んでた雪の降る街を
♪ 歌舞伎町ふんわりしっとり雪化粧ひさかたぶりに口紅をひく
♪ 粉雪が過去の記憶をよびさます囲炉裏にかざす義母の手寒し
♪ 雪深く蔵にひっそり隠れてる赤漆(うるし)の盆と白磁の茶碗
つい先日、東京に降った大雪は過去の旅へと案内してくれました。過去、現
在、そして未来へと繋がる想い。そんな時の歌です。粉雪が舞うと演歌の気分
になって、ときたま窓を開けての夜は喜怒哀楽を冷凍保存しているかのようで
した。
■【好きな歌】
● ……………………………………………………………………………………… ●
♪ まだ咲いてゐるぞ連翹(れんぎょう)いますこし狂ってゐたい人生である
時田則雄「十勝劇場」平成3年
時田則雄(ときたのりお)。昭和21年、帯広生まれ。帯広畜産大卒、農業を
しながら風土に根ざした歌をつくっている。
春先の北海道に咲く連翹はおそらく強烈な黄色で、そのくせゆらゆらとして
いるようなみずからを重ねて、なにかに一所懸命になっている彼の吐く息を感
じます。
以前も歌集「北方論」を取り上げたことのある、土の匂いがする歌人。以下
の歌も、自分で耕した土に生きている誇りのようなものが感じます。
ギロチンプレス。これはちょっとこわい、反面、いさぎよいイメージを引き
出す言葉ですね。
♪ 水芭蕉白くかがよふ徒ならぬ男といふをひとり宿せる
♪ ギロチンプレスされし自動車斑なるひと塊の鉄にもどれり
♪ 国際化せし東京の胃袋に届けむ露に濡れしアスパラ
■【「Bar十月」作品展】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎多賀谷無人作品展「A glass」:2月1日(土)~15日(土)
「‥‥今でも英文のタイトルの冠詞を付けるか判らない時があります。glass
はガラスが製品化されたものだからa glassにしてみました。」
◎ソンヨンジュ個展「Inspiration of Music」:2月17日(月)~28日(金)
音楽からインスピレーションを受けつつ制作された作品を十点ばかり展示し
ます。ソンヨンジュさんは韓国からの留学生、美大修士コース在学中。
2月は、
◎岩出靖彦写真展「東京水景」:3月1日(土)~15日(土)
◎西村覚写真展「季の瞬き」:3月17日(月)~31日(月)
■【日本酒の会】
● ……………………………………………………………………………………… ●
2月・第102回日本酒の会は「青森県のお酒」です。
候補酒は、岩木正宗(北津軽郡板柳町)、菊駒(三戸郡五戸町)、駒泉(上
北郡七戸町)、じょっぱり(弘前市)、亀吉(黒石市)、松緑(弘前市)、安
東水軍(西津軽郡鰺ヶ沢町)‥‥。
2月22日(土) 午後7時頃~、当店「Bar十月」で。
会費は2,500円、酒肴付。
おもに地元のみ流通の、おいしいお酒が登場します。うるさい薀蓄なし。初
めての方、大歓迎!
3月は「静岡県」、4月は「京都府」のお酒の予定。
皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。
■【お知らせ】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎『百花十月』第3号(2013年12月20日発行)、好評発売中。若干残部あり。
poetry:螺子巻き(竹尾春葉)、mystery:深夜プラマイ0(歌堂敏彦)、
ラテンアメリカ前衛詩人列伝[3](鼓直)。¥150
◎『百花十月』第4号(2014年2月20日発行予定!)。¥150
poetry:空まで飛べる(竹上妙)、sketch:ツヅミタダシさんのこと(川村佳
彦)、essay:伊勢神宮式年遷宮と芭蕉(佐藤呑亀)、ラテンアメリカ前衛詩人
列伝[4](鼓直)。¥150
■【映画日記】
● ……………………………………………………………………………………… ●
なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
さて、1月に観た映画は、
1.フォンターナ広場 11.旅人は夢を奏でる
2.鉄くず拾いの物語 12.和ちゃんとオレ
3.ドラッグ・ウォー 13.アンビリーバブル・トゥルース
4.ブラインド・ヒアー 14.七番房の奇跡
5.ソウルガールズ 15.御手洗薫の愛と死
6.利休にたずねよ 16.なんちゃって家族
7.さよなら・アドルフ 17.メイジーの瞳
8.皇帝と将軍 18.アイムソー・エキサイティング
9.ルードヴィヒ 19.グウォーさんの仮装大賞
10.危険な関係
「フォンターナ広場」はこの頃の〝秘密保護法〟をすぐに思い出し、ちょっ
と不気味な掲示。
「ソウルガールズ」は、なかなか痛快で、さらっと差別を取り上げていて、
アボリジニの少女達がベトナムへ慰問した実話。彼女達の懸命さに感動。
「グウォーさんの仮装大賞」は中国の老人ホームでの話。日本の某TVがや
っている仮装大賞が中国で催されているのにまずびっくり。老人ホームのあり
方は世界共通です。
「メイジーの瞳」、離婚夫婦のあいだを、振り子のように行ったり来たりす
る少女の話。子供にとって何が一番幸せなのかを考える作品。血縁以上の者の
存在を実感します。子供服のなんと可愛いことか。衣装がどれも素敵。
「鉄くず拾いの物語」は、健康保険が無いことによる顚末。つくづく保険制
度のありがたさを実感。
───────────────────────────────────
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
先月、当店に、韓国の大学で日本の源氏物語を教えているという女性が見え
ました。私でもチンプンカンプンの古文を教えているというその方は、なにか
不思議な光を帯びているようにさえ見えました。文化のやりとりといったよう
なことも思いました。とにかく、その夜は、美酒爛漫でした。
箱根湯本にある「平賀敬美術館」に、十月なじみの絵描きさんたちが展示し
てましたので見てきました。明治時代後期に建造され、元勲たちも逗留したと
いう邸宅をそのまま美術館にした空間には、常設の平賀敬さんの作品も観るこ
とができ、新旧の絵画がパーティーをしているようでした。
天然温泉も利用できます。箱根湯本の駅から7分あまり。
昨年に続いて当店十月での、梅津和時さんのサキソフォン・ライブは、とて
も素晴らしかったです。おいで下さった方、本当にありがとうございました。
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十月通信 2014.02.10 第078号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜(祝祭日も営業しています)
17時~24時(土曜・祝祭日は19時―24時)
日曜は休みます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○「Bar 十月」ホームページ: http://sites.google.com/site/kkmoravia/
○「Bar 十月」紹介ページブログ: http://ju-ga-tsu.blogspot.com
○「ゴールデン街」ホームページ: http://www.goldengai.net/
http://goldengai.jp/pg12.html
2014年2月13日木曜日
2014年1月8日水曜日
十月通信 一月号
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「十月通信」 2014.01.10 第077号
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みなさま、いつも御贔屓ありがとうございます。
今年は午年です。千里馬のたとえもあるようにジャンプするもよし、駑馬十
駕(どばじゅうが:のろまの馬でも、たえず努力すればやがて、一日千里を走
る馬に追いつき並ぶことができます!)もよいものです。
元旦から晴天に恵まれた朝を迎えることができて、嬉しい限りです。みなさ
ま、よいお正月を過ごせましたでしょうか。今年は自分を探求したいと思いま
す。心と口と頭が一体であるようにしたいと願っています。
元旦から賀状を書きながら、駅伝三昧でした。走者が、走り終わった後、走
ってきた道に一礼する姿は真摯で、いいなと思いました。
みなさま、この一年を元気で、ゆっくり歩いていきましょう。
さて、今月のわたしの歌。
♪ 寂しさを忙し節でフタをして酒かたわらにおおつごもりよ
♪ 子が居ても暮れには友と蕎麦と酒たまにぽそっと切れるが人生
♪ 正月はただひたすらに籠もりたる修行のように素足のままで
毎年のことながら、大晦日は独身の人はおおよそ一人だと思います。私も同
じで、いつもなんだか忙しい気持ちでいっぱいですが、本当はちょっぴり寂し
いな、と思いつつも、強がり言ってテレビ観てます。
でも暮れには、大勢で年越し蕎麦宴会もできて、幸福でした。短く切れてし
まう蕎麦を見てわが人生を重ねてしまいました。
正月はじっとしていて、外出をしません。まるで修行僧の山籠もりです。健
康も体力も回復しますしね。
■【好きな歌】
● ……………………………………………………………………………………… ●
♪ 物部(もののふ)の八十少女(やそをとめ)らが汲(く)みまがふ寺井
の上の堅香子の花 大伴家持「葛葉集」
大伴家持(おおとものやかもち)。718?~785。奈良時代の官人、歌人。
水を汲む少女らが、三人、四人、五人と入りみだれてさざめいている。寺の
井戸のほとりには早春の、淡い紫のカタクリの花がふるえている。少女らの動
きと可憐な花の対比が清清しい。八十は多くの、の意。堅香子はカタクリ。花
言葉は「晴明」、なんともこの、家持の歌にピッタリです。
750年(旧暦)3月2日、越中の国(富山県)で詠んだ歌、「堅香子(か
たかご)草の花を攀(よ)ぢ折る歌一首」という詞書があります。
当店のお客さまにも若く、活発な女性たちが多く、和気藹々の彼女たちの姿
を重ねて詠みました。当店の女性たちの傍らには、カタクリの花の代わりに、
水割のグラスが‥‥。
■【「Bar 十月」作品展】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎熊谷直樹写真展「古墳散歩」:1月4日(土)~15日(水)
熊谷さんは建築写真家。建築の写真を撮るかたわら、各地の古墳、古墳のあ
る風景を撮っています。十点ほど展示しています。
◎津布久智写真展「VAGABOND」:1月16日(木)~31日(金)
津布久さんも建築写真家。前回は内外各地で撮った写真でした。今回はどん
な写真を展示してくれるでしょうか。
2月は、
◎多賀谷無人作品展:2月1日(土)~15日(土)
◎ソン・ヨンジュ作品展:2月17日(月)~28日(金)
■【日本酒の会】
● ……………………………………………………………………………………… ●
1月・第101回日本酒の会は「北海道のお酒」です。
候補酒は、北の誉(小樽市)、熊古露里(小樽市)、金滴(樺戸郡新十津川
町)、北の勝(根室市)、大雪乃蔵(旭川市)、雪氷室 一夜雫(旭川市)‥‥。
1月25日(土) 午後7時頃~、当店「Bar 十月」で。
会費は2,500円、酒肴付。
おもに地元のみ流通の、おいしいお酒が登場します。うるさい薀蓄なし。初
めての方、大歓迎!
2月は「青森県」、3月は「静岡県」のお酒の予定。
皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。
■【お知らせ】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎『百花十月』第3号(2013年12月20日発行)、好評発売中。
poetry:螺子巻き(竹尾春葉)、mystery:深夜プラマイ0(歌堂敏彦)、
ラテンアメリカ前衛詩人列伝[3](鼓直)。¥150
皆様、お読みください。
◎SIX COSMOS 6人展
当店ゆかりの作家さんたちの作品展。石原智是、魚田元生、小林はくどう、
白川雅啓、田中一光、又村統各氏の6人展。
期間:2014.1/25(土)~2/3(月)10:00~17:00(無休)
会場:平賀敬美術館・ギャラリー石の蔵
神奈川県足柄下郡箱根町湯本613 tel.0460-85-8327
http://www.hiraga-key-museum.com/
■【映画日記】
● ……………………………………………………………………………………… ●
なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
さて、12月に観た映画は、
1.おじいちゃんの里帰り 10.キャプテン・フィリップス
2.燦燦 11.かぐや姫の物語
3.ファッションを創る男 12.麦子さんと
4.ウオーターフラワー 13.楽隊のうさぎ
5.セッションズ 14.ファイヤbyブルタン
6.ブランカニエベス 15.バックコーラスのディーバたち
7.天心 16.少女は自転車に乗って
8.鑑定士顔のない依頼人 17.祭りの馬
9.アンナ・ハーレント 18.武士の献立
「おじいちゃんの里帰り」最後の孫のスピーチは、とてもけなげで説得力が
あります。移住労働者の悲喜こもごもを良く撮っています。
「ブランカニエベス」は映像が素晴らしく、動く写真展のよう。音楽も活き
活きとして、作品を上質なものにしている。なんと言ってもモノクロの台詞な
しという作品ではあるが、眼から鱗の作品でした。とてもおすすめ。
「アンナ・ハーレント」「バックコーラスのディーバたち」「少女は自転車
に乗って」も大変おすすめ。
また、「セッションズ」で、セックスカウンセラーというものの存在を知り、
これにもびっくり。日本でもそのうちできるのでしょうか。それとも、もうす
でにいるのでしょうか? 今年も、映画だけはたくさん観たいとおもいます。
───────────────────────────────────
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
昨年、町屋にある美容院に行ってきました。初めて降りた駅にもかかわらず
懐かしい、夕餉の支度の匂いがただよってくるような町でした。東京にもまだ
まだ、知らないけど記憶の中に眠っているような町があるのですね。あちこち
行ってみたいと思いました。
毎月、映画で、いろんな国の因習とか風習とかを観たり知ったりしますが、
「少女は自転車に乗って」にもびっくりしました。イスラムの国では女性が顔
をさらけ出すことはまだまだなのですね。なんと言ってもまだまだ日本は居心
地がよい、ということなのかもしれません。
日本酒の会が100回を越えました。月1回、継続は力なりと言いますが、
自分でも驚きです。みなさんの参加あればこその100回です。ありがとうご
ざいます。まだ続きます。みなさま、お出かけください。
さて、冒頭にもふれましたが、箱根駅伝往路5区の日体大の服部選手はゴー
ルの際、両手を合わせてギャラリーに一礼、その姿には本当に感心しました。
彼には神様が応援したのでしょうね。きっと。気持ちのよい場面が沢山の箱根
のドラマでした。
───────────────────────────────────
十月通信 2014.01.10 第077号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜(祝祭日も営業しています)
17時~24時(土曜・祝祭日は19時―24時)
日曜は休みます。
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○「Bar 十月」ホームページ: http://sites.google.com/site/kkmoravia/
○「Bar 十月」紹介ページブログ: http://ju-ga-tsu.blogspot.com
○「ゴールデン街」ホームページ: http://www.goldengai.net/
http://goldengai.jp/pg12.html
「十月通信」 2014.01.10 第077号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みなさま、いつも御贔屓ありがとうございます。
今年は午年です。千里馬のたとえもあるようにジャンプするもよし、駑馬十
駕(どばじゅうが:のろまの馬でも、たえず努力すればやがて、一日千里を走
る馬に追いつき並ぶことができます!)もよいものです。
元旦から晴天に恵まれた朝を迎えることができて、嬉しい限りです。みなさ
ま、よいお正月を過ごせましたでしょうか。今年は自分を探求したいと思いま
す。心と口と頭が一体であるようにしたいと願っています。
元旦から賀状を書きながら、駅伝三昧でした。走者が、走り終わった後、走
ってきた道に一礼する姿は真摯で、いいなと思いました。
みなさま、この一年を元気で、ゆっくり歩いていきましょう。
さて、今月のわたしの歌。
♪ 寂しさを忙し節でフタをして酒かたわらにおおつごもりよ
♪ 子が居ても暮れには友と蕎麦と酒たまにぽそっと切れるが人生
♪ 正月はただひたすらに籠もりたる修行のように素足のままで
毎年のことながら、大晦日は独身の人はおおよそ一人だと思います。私も同
じで、いつもなんだか忙しい気持ちでいっぱいですが、本当はちょっぴり寂し
いな、と思いつつも、強がり言ってテレビ観てます。
でも暮れには、大勢で年越し蕎麦宴会もできて、幸福でした。短く切れてし
まう蕎麦を見てわが人生を重ねてしまいました。
正月はじっとしていて、外出をしません。まるで修行僧の山籠もりです。健
康も体力も回復しますしね。
■【好きな歌】
● ……………………………………………………………………………………… ●
♪ 物部(もののふ)の八十少女(やそをとめ)らが汲(く)みまがふ寺井
の上の堅香子の花 大伴家持「葛葉集」
大伴家持(おおとものやかもち)。718?~785。奈良時代の官人、歌人。
水を汲む少女らが、三人、四人、五人と入りみだれてさざめいている。寺の
井戸のほとりには早春の、淡い紫のカタクリの花がふるえている。少女らの動
きと可憐な花の対比が清清しい。八十は多くの、の意。堅香子はカタクリ。花
言葉は「晴明」、なんともこの、家持の歌にピッタリです。
750年(旧暦)3月2日、越中の国(富山県)で詠んだ歌、「堅香子(か
たかご)草の花を攀(よ)ぢ折る歌一首」という詞書があります。
当店のお客さまにも若く、活発な女性たちが多く、和気藹々の彼女たちの姿
を重ねて詠みました。当店の女性たちの傍らには、カタクリの花の代わりに、
水割のグラスが‥‥。
■【「Bar 十月」作品展】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎熊谷直樹写真展「古墳散歩」:1月4日(土)~15日(水)
熊谷さんは建築写真家。建築の写真を撮るかたわら、各地の古墳、古墳のあ
る風景を撮っています。十点ほど展示しています。
◎津布久智写真展「VAGABOND」:1月16日(木)~31日(金)
津布久さんも建築写真家。前回は内外各地で撮った写真でした。今回はどん
な写真を展示してくれるでしょうか。
2月は、
◎多賀谷無人作品展:2月1日(土)~15日(土)
◎ソン・ヨンジュ作品展:2月17日(月)~28日(金)
■【日本酒の会】
● ……………………………………………………………………………………… ●
1月・第101回日本酒の会は「北海道のお酒」です。
候補酒は、北の誉(小樽市)、熊古露里(小樽市)、金滴(樺戸郡新十津川
町)、北の勝(根室市)、大雪乃蔵(旭川市)、雪氷室 一夜雫(旭川市)‥‥。
1月25日(土) 午後7時頃~、当店「Bar 十月」で。
会費は2,500円、酒肴付。
おもに地元のみ流通の、おいしいお酒が登場します。うるさい薀蓄なし。初
めての方、大歓迎!
2月は「青森県」、3月は「静岡県」のお酒の予定。
皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。
■【お知らせ】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎『百花十月』第3号(2013年12月20日発行)、好評発売中。
poetry:螺子巻き(竹尾春葉)、mystery:深夜プラマイ0(歌堂敏彦)、
ラテンアメリカ前衛詩人列伝[3](鼓直)。¥150
皆様、お読みください。
◎SIX COSMOS 6人展
当店ゆかりの作家さんたちの作品展。石原智是、魚田元生、小林はくどう、
白川雅啓、田中一光、又村統各氏の6人展。
期間:2014.1/25(土)~2/3(月)10:00~17:00(無休)
会場:平賀敬美術館・ギャラリー石の蔵
神奈川県足柄下郡箱根町湯本613 tel.0460-85-8327
http://www.hiraga-key-museum.com/
■【映画日記】
● ……………………………………………………………………………………… ●
なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
さて、12月に観た映画は、
1.おじいちゃんの里帰り 10.キャプテン・フィリップス
2.燦燦 11.かぐや姫の物語
3.ファッションを創る男 12.麦子さんと
4.ウオーターフラワー 13.楽隊のうさぎ
5.セッションズ 14.ファイヤbyブルタン
6.ブランカニエベス 15.バックコーラスのディーバたち
7.天心 16.少女は自転車に乗って
8.鑑定士顔のない依頼人 17.祭りの馬
9.アンナ・ハーレント 18.武士の献立
「おじいちゃんの里帰り」最後の孫のスピーチは、とてもけなげで説得力が
あります。移住労働者の悲喜こもごもを良く撮っています。
「ブランカニエベス」は映像が素晴らしく、動く写真展のよう。音楽も活き
活きとして、作品を上質なものにしている。なんと言ってもモノクロの台詞な
しという作品ではあるが、眼から鱗の作品でした。とてもおすすめ。
「アンナ・ハーレント」「バックコーラスのディーバたち」「少女は自転車
に乗って」も大変おすすめ。
また、「セッションズ」で、セックスカウンセラーというものの存在を知り、
これにもびっくり。日本でもそのうちできるのでしょうか。それとも、もうす
でにいるのでしょうか? 今年も、映画だけはたくさん観たいとおもいます。
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編┃集┃後┃記┃
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昨年、町屋にある美容院に行ってきました。初めて降りた駅にもかかわらず
懐かしい、夕餉の支度の匂いがただよってくるような町でした。東京にもまだ
まだ、知らないけど記憶の中に眠っているような町があるのですね。あちこち
行ってみたいと思いました。
毎月、映画で、いろんな国の因習とか風習とかを観たり知ったりしますが、
「少女は自転車に乗って」にもびっくりしました。イスラムの国では女性が顔
をさらけ出すことはまだまだなのですね。なんと言ってもまだまだ日本は居心
地がよい、ということなのかもしれません。
日本酒の会が100回を越えました。月1回、継続は力なりと言いますが、
自分でも驚きです。みなさんの参加あればこその100回です。ありがとうご
ざいます。まだ続きます。みなさま、お出かけください。
さて、冒頭にもふれましたが、箱根駅伝往路5区の日体大の服部選手はゴー
ルの際、両手を合わせてギャラリーに一礼、その姿には本当に感心しました。
彼には神様が応援したのでしょうね。きっと。気持ちのよい場面が沢山の箱根
のドラマでした。
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十月通信 2014.01.10 第077号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜(祝祭日も営業しています)
17時~24時(土曜・祝祭日は19時―24時)
日曜は休みます。
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○「Bar 十月」ホームページ: http://sites.google.com/site/kkmoravia/
○「Bar 十月」紹介ページブログ: http://ju-ga-tsu.blogspot.com
○「ゴールデン街」ホームページ: http://www.goldengai.net/
http://goldengai.jp/pg12.html
2013年12月11日水曜日
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「十月通信」 2013.12.10 第076号
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みなさま、いつも御贔屓ありがとうございます。
いよいよ、師走です。この一年どんな年でしたか。ことしは天気に振り回さ
れっぱなしでしたね。自然の脅威は凄まじいもので、いつ自分の身に降り掛か
るかも知れません。でも、生きているだけでも何か良いことがくるでしょう、
きっと! 来年は明るい年になるといいですね。
年末は30日(月)まで、新年は4日(土)からの営業です。
皆さんの元気なお顔見せてくださいね。
さて、今月のわたしの歌。
♪ 朝阿修羅昼盧遮那仏夜菩薩釈迦に説法師走の酒場
♪ アスパラのような美脚ゆくそばで野良猫三匹今日忘年会
♪ 人生の主役演じてそれなりのマイドキュメントあと何幕か
寝起きの髪型はまるで、阿修羅のごとくで昼頃にやっと落ち着きゆるやかな
大仏に、夜は気持ちだけでも菩薩の心境で、お客さんにあーだ、こーだと。
このごろの若い女性の足が美しくスマートでびっくりします。さながら歌舞
伎町はファッションショー。そんな足が通る横で、野良猫たちも今宵は忘年会
のようです。
長い人生の中で、一緒に時間を共有する人がいてくれるだけで素晴らしい。
■【好きな歌】
● ……………………………………………………………………………………… ●
♪ 死ぬまへに孔雀を食はむと言ひ出でし大雪の夜の父を怖るる
小池 光「廃駅」昭和57年
小池光(こいけ ひかる)、昭和22年宮城県生まれ。高校の理科教師を30
年あまり続けた。
上掲の歌、死ぬ前に、孔雀を食うと言い出す父とは、いったいどんな父だっ
たのでしょう。懐かしさといったものもあるにしても、死ぬ前です、妙な父親
ですね。直木賞を受賞した小説家だったようです。
丹頂の優雅や、エキゾチックなサンチャゴなど、絵画的で色が美しい。それ
にしても、ここに出てくる父も、なにか変な父です。
♪ しのびよる雷鳴あれど金魚絵の浴衣こよひのふたり子つつむ
♪ 海わたる丹頂の頭にみちびきの地磁気影さす花のごとけむ
♪ 女傘さし時雨をあゆむ晩年の父のこころの淋しさびしさびし
♪ 生きてゐるしるしほのかに夜の卓濡らすサンチャゴの雨のゑはがき
■【「Bar 十月」作品展】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎犬飼三千子展:12月2日(月)~14日(土)
犬飼さんの作品は大作も小品も独創的、幻想的、かつ瞑想的。十点ほど展示
しています。
◎水野皓司展:12月16日(月)~30日(月)
水野さんは松屋の広告等で評価されたデザイナー、故人。ポスターを数展、
展示します。
1月は、
◎熊谷直樹写真展「古墳散歩」:1月4日(土)~15日(水)
◎津布久智写真展「VAGABOND」:1月16日(木)~31日(金)
1月は前半、後半とも写真です。お二人とも、昨年に続いての展示です。
■【日本酒の会】
● ……………………………………………………………………………………… ●
12月・第100回日本酒の会は、「山形県のお酒」です。
毎月1回開催、今月で100回目! です。
候補酒は、香梅(米沢市)、東光(米沢市)、住吉(東置賜郡川西町)、朝
日鷹(村山市)、杉勇(飽海郡遊佐町)、大山(鶴岡市)、三十六人衆(酒田
市)‥‥。
12月21日(土) 午後7時頃~、当店「Bar 十月」で。
会費は2,500円、酒肴付。
おもに地元のみ流通の、おいしいお酒が登場します。うるさい薀蓄なし。
初めての方、大歓迎!
年明け1月は「北海道」、2月は「青森県」のお酒の予定。
皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。
■【お知らせ】
● ……………………………………………………………………………………… ●
恒例の「お座敷列車の旅」(粧企画)、2014年2月9日(日)に決定。
朝9時JR新宿駅出発~20時半新宿駅着。コースはミステリー。参加費用
は14,900円。十月からの参加は14,000円(いずれも予定)。
詳細は追って。参加諾否は1月10日までに。
■【映画日記】
● ……………………………………………………………………………………… ●
なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
さて、11月に観た映画は、
1.人類資金 13.2ガンズ
2.僕が星になるまえに 14.マラヴィータ
3.ビル・カンニガム&ニューヨーク 15.子宮に沈める
4.ダイアナ・ヴリーランド 16.ブエノスアイレス恋愛事情
5.しわ 17.サプライズ
6.いとしきエブリデイ 18.氷の処刑人
7.恋するリベラーチェ 19.セブン・サイコパス
8.42 –世界を変えた男 20.遥かなる勝利
9.ある愛へと続く旅 21.もらとりあむタマコ
10.グランド・イリュージョン 23.スティーブ・ジョブス
11.悪の法則 24.コールド・ウォー
12.ペコロスの母に会いにゆく 25.ある精肉店のはなし
「子宮に沈める」は実際にあった、死に至らしめた育児放棄事件をもとにし
た作品。緒方貴臣監督の丁寧な取材がうかがわれる作品。素直に上手い監督だ
と思った。実際の姉弟がいとおしい。
「いとしきエブリデイ」撮影は実際の兄弟達を撮って、数年にわたって行わ
れており、時間の経過が、本当に自然で説得力がある。駄目な父の刑務所帰り
を待ちわびる一家のお話。おすすめ。
「恋するリベラーチェ」メーキャップの凄さに脱帽。面白い。
「遥かなる勝利」画面の中で市民が将軍に、「あんたが大物でいられるのは
我々がいるからだ。真の大物は我々なんだ!」本当に納得しますね。
「ある愛へと続く旅」ペネロペ・クロスのメイクが上手で説得力がある。紛
争中に陵辱された主役の治療にあたった医師は、そのあまりにも酷い状況をみ
て言います。「人間でいることが恥ずかしい」心に刺さりました。
「ペコロスの母に会いにゆく」長崎がうつくしく、なかなかユーモラス。
───────────────────────────────────
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
小春日和のある日曜日、住宅街にあるサロンで、リュート奏者の高本一郎さ
んの演奏会を聴きました。
若手サックス奏者、鈴木広志、江川良子、東涼太、上運天淳一のカルテット
と、カウンターテナーの彌勒忠史さんの音は、品よく吹き抜けのホールに良く
響いていました。生誕450年のジョン・ダウランドの曲目は妙に優しく、懐か
しい曲でした。イギリスの重い雲がゆったりと流れているかのようで。
年末は30日(月)まで、新年は4日(土)からの営業です。
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十月通信 2013.12.10 第076号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜(祝祭日も営業しています)
17時~24時(土曜・祝祭日は19時―24時)
日曜は休みます。
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○「Bar 十月」ホームページ: http://sites.google.com/site/kkmoravia/
○「Bar 十月」紹介ページブログ: http://ju-ga-tsu.blogspot.com
○「ゴールデン街」ホームページ: http://www.goldengai.net/
http://goldengai.jp/pg12.html
「十月通信」 2013.12.10 第076号
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みなさま、いつも御贔屓ありがとうございます。
いよいよ、師走です。この一年どんな年でしたか。ことしは天気に振り回さ
れっぱなしでしたね。自然の脅威は凄まじいもので、いつ自分の身に降り掛か
るかも知れません。でも、生きているだけでも何か良いことがくるでしょう、
きっと! 来年は明るい年になるといいですね。
年末は30日(月)まで、新年は4日(土)からの営業です。
皆さんの元気なお顔見せてくださいね。
さて、今月のわたしの歌。
♪ 朝阿修羅昼盧遮那仏夜菩薩釈迦に説法師走の酒場
♪ アスパラのような美脚ゆくそばで野良猫三匹今日忘年会
♪ 人生の主役演じてそれなりのマイドキュメントあと何幕か
寝起きの髪型はまるで、阿修羅のごとくで昼頃にやっと落ち着きゆるやかな
大仏に、夜は気持ちだけでも菩薩の心境で、お客さんにあーだ、こーだと。
このごろの若い女性の足が美しくスマートでびっくりします。さながら歌舞
伎町はファッションショー。そんな足が通る横で、野良猫たちも今宵は忘年会
のようです。
長い人生の中で、一緒に時間を共有する人がいてくれるだけで素晴らしい。
■【好きな歌】
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♪ 死ぬまへに孔雀を食はむと言ひ出でし大雪の夜の父を怖るる
小池 光「廃駅」昭和57年
小池光(こいけ ひかる)、昭和22年宮城県生まれ。高校の理科教師を30
年あまり続けた。
上掲の歌、死ぬ前に、孔雀を食うと言い出す父とは、いったいどんな父だっ
たのでしょう。懐かしさといったものもあるにしても、死ぬ前です、妙な父親
ですね。直木賞を受賞した小説家だったようです。
丹頂の優雅や、エキゾチックなサンチャゴなど、絵画的で色が美しい。それ
にしても、ここに出てくる父も、なにか変な父です。
♪ しのびよる雷鳴あれど金魚絵の浴衣こよひのふたり子つつむ
♪ 海わたる丹頂の頭にみちびきの地磁気影さす花のごとけむ
♪ 女傘さし時雨をあゆむ晩年の父のこころの淋しさびしさびし
♪ 生きてゐるしるしほのかに夜の卓濡らすサンチャゴの雨のゑはがき
■【「Bar 十月」作品展】
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◎犬飼三千子展:12月2日(月)~14日(土)
犬飼さんの作品は大作も小品も独創的、幻想的、かつ瞑想的。十点ほど展示
しています。
◎水野皓司展:12月16日(月)~30日(月)
水野さんは松屋の広告等で評価されたデザイナー、故人。ポスターを数展、
展示します。
1月は、
◎熊谷直樹写真展「古墳散歩」:1月4日(土)~15日(水)
◎津布久智写真展「VAGABOND」:1月16日(木)~31日(金)
1月は前半、後半とも写真です。お二人とも、昨年に続いての展示です。
■【日本酒の会】
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12月・第100回日本酒の会は、「山形県のお酒」です。
毎月1回開催、今月で100回目! です。
候補酒は、香梅(米沢市)、東光(米沢市)、住吉(東置賜郡川西町)、朝
日鷹(村山市)、杉勇(飽海郡遊佐町)、大山(鶴岡市)、三十六人衆(酒田
市)‥‥。
12月21日(土) 午後7時頃~、当店「Bar 十月」で。
会費は2,500円、酒肴付。
おもに地元のみ流通の、おいしいお酒が登場します。うるさい薀蓄なし。
初めての方、大歓迎!
年明け1月は「北海道」、2月は「青森県」のお酒の予定。
皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。
■【お知らせ】
● ……………………………………………………………………………………… ●
恒例の「お座敷列車の旅」(粧企画)、2014年2月9日(日)に決定。
朝9時JR新宿駅出発~20時半新宿駅着。コースはミステリー。参加費用
は14,900円。十月からの参加は14,000円(いずれも予定)。
詳細は追って。参加諾否は1月10日までに。
■【映画日記】
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なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
さて、11月に観た映画は、
1.人類資金 13.2ガンズ
2.僕が星になるまえに 14.マラヴィータ
3.ビル・カンニガム&ニューヨーク 15.子宮に沈める
4.ダイアナ・ヴリーランド 16.ブエノスアイレス恋愛事情
5.しわ 17.サプライズ
6.いとしきエブリデイ 18.氷の処刑人
7.恋するリベラーチェ 19.セブン・サイコパス
8.42 –世界を変えた男 20.遥かなる勝利
9.ある愛へと続く旅 21.もらとりあむタマコ
10.グランド・イリュージョン 23.スティーブ・ジョブス
11.悪の法則 24.コールド・ウォー
12.ペコロスの母に会いにゆく 25.ある精肉店のはなし
「子宮に沈める」は実際にあった、死に至らしめた育児放棄事件をもとにし
た作品。緒方貴臣監督の丁寧な取材がうかがわれる作品。素直に上手い監督だ
と思った。実際の姉弟がいとおしい。
「いとしきエブリデイ」撮影は実際の兄弟達を撮って、数年にわたって行わ
れており、時間の経過が、本当に自然で説得力がある。駄目な父の刑務所帰り
を待ちわびる一家のお話。おすすめ。
「恋するリベラーチェ」メーキャップの凄さに脱帽。面白い。
「遥かなる勝利」画面の中で市民が将軍に、「あんたが大物でいられるのは
我々がいるからだ。真の大物は我々なんだ!」本当に納得しますね。
「ある愛へと続く旅」ペネロペ・クロスのメイクが上手で説得力がある。紛
争中に陵辱された主役の治療にあたった医師は、そのあまりにも酷い状況をみ
て言います。「人間でいることが恥ずかしい」心に刺さりました。
「ペコロスの母に会いにゆく」長崎がうつくしく、なかなかユーモラス。
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編┃集┃後┃記┃
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小春日和のある日曜日、住宅街にあるサロンで、リュート奏者の高本一郎さ
んの演奏会を聴きました。
若手サックス奏者、鈴木広志、江川良子、東涼太、上運天淳一のカルテット
と、カウンターテナーの彌勒忠史さんの音は、品よく吹き抜けのホールに良く
響いていました。生誕450年のジョン・ダウランドの曲目は妙に優しく、懐か
しい曲でした。イギリスの重い雲がゆったりと流れているかのようで。
年末は30日(月)まで、新年は4日(土)からの営業です。
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十月通信 2013.12.10 第076号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
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17時~24時(土曜・祝祭日は19時―24時)
日曜は休みます。
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十月通信5月号
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