2017年10月13日金曜日

十月通信10月号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        十月通信   17.10.10 第122号
                 発行:Bar 十月(新宿ゴールデン街)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 みなさま、いつもご贔屓ありがとうございます。
 10月はスポーツの秋、食欲の秋、そして短歌の秋です。私の拙い歌も第2
歌集という形になりました。とても嬉しいことです。一方、世情はざわざわし
ており、気分が優れないことも事実です。でも毎日、ああだ、こうだと駄々を
こねているのも生きている証拠。大いに口角泡を飛ばしましょう。
 さて、今月のわたしの歌です。

 ♪ いつの世も必ず正義の人がいるそんな思いがこのごろ頻り
 ♪ 俊輔さん斎藤隆夫にカメジロー今国会にいて欲しい人
 ♪ 薩摩よりはるか会津を指してゆく維新は遠き志士も遠きに
 ♪ 鹿児島の天文館にはうら若き薩摩隼人もさつまおごじょも
 
 10月に入って、スポーツの秋、そして食欲の秋、読書の秋と思いきや、電
撃解散で心暗澹たる気持ちで一杯。なんのための選挙でしょうか? 狡い人が
国を治めるふりをして、私たちは何も言わず口答えしない奴隷のごとき働き蟻
のようです。鶴見俊輔さん、斎藤隆夫さん、瀬長亀次郎さん、このような方た
ちがいてくれたらなあとつくづく思うこの頃。何をするにもため息ばかりです。
 先日、鹿児島にちょっと行ったのですが、なんとマンションと病院の多いこ
とか。病人が多いのでしょうか。焼酎の飲みすぎでしょうか? でも、天文館
を歩く若者に美男美女が多いのには驚き。

【好きな歌】
● ……………………………………………………………………………………… ●

 ♪ まさびしきヨルダン河の遠方(おち)にして光のぼれとささやきの声
                 岡部桂一郎『緑の墓』昭和31年

 岡部桂一郎(おかべけいいちろう)、大正4年、神戸市生まれ。熊本に在学
中に短歌を始めた。『緑の墓』は第一歌集。94年に『冬』で短歌研究賞、20
03年に『一点鐘』で迢空賞、詩歌文学館賞、08年に『竹叢』で読売文学賞を
受賞。平成24年没、享年97歳。
 長い闘病生活経験者だからこそ感じる優しさがにじむような歌です。透明感
が湧き出るような清潔感を感じます。
 ♪ 数条のレール光れる暁の薄明のなか紙ひとつとぶ
 ♪ 間道にこぼれし米の白ぞ沁むすでに東北に冬が来た
 ♪ みちのくの夜空は垂れて電柱に身をすりつける黒猫ひとつ

■【「Bar十月」作品展】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎又村統作品展:10月2日(月)~14日(土)
 又村統さんは、様々な色合いのドローイング作品を、10点ほど展示してい
ます。
◎石原知是小品展:10月16日(月)~31日(火)
 石原智是さん、今回は軽く明るいタッチで描いた作品を展示します。

 11月は、
 ◎向瀬杜子春インド写真展 シャンティニケタン~平和郷の子どもたち:
  11月1日(水)~30日(木)
  向瀬杜子春さんは、インド先住民族サンタル族の子供たちを長年撮り続け
 ています。途中、作品の入れ替えがあります。

■【日本酒の会】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 10月・第146回日本酒の会は「島根県のお酒」です。
 候補酒は、出雲富士(出雲市)、天界(安来市)、環日本海(浜田市)、玉
櫻(邑南町)、隠岐誉(隠岐の島町)、青砥七星(安来市)‥‥。
 10月28日(土) 午後7時頃~、当店「Bar十月」で。
 会費は2,700円、酒肴付。

 9月「山口県」は、わかむすめ/純米無濾過生原酒、三好/純米吟醸、東洋
美人 一歩 愛山/(純米大吟醸)をいただきました。
 11月は「和歌山県」、12月は「茨城県」のお酒の予定。毎月、月末の土
曜日にやっています。皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。

■【お知らせ】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎くぼたかずこ第二歌集 発売中! 定価:1,500円
 私の第二歌集『お気に召すまま召されるままに』が、10月初旬、ながらみ
書房から発行されました。友を送るうた、母のうた、そしてバー十月の酒場う
た。カウンターにてお待ちしています。
 どうぞよろしくお願いいたします。

■【映画日記】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
 さて9月に観た映画は、
  1.三度目の殺人
  2.ダンケルク
  3.追想
  4.戦争のはらわた
  5.サーミの血
  6.ひかりのたび
  7.HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話
  8.幼な子われらに生まれ
  9.米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー

「三度目の殺人」は、とても重量感のある作品で、役所広司が素晴らしい。
「ダンケルク」もオススメ作品。「追想」はロミー・シュナイダーの美貌にう
っとりする。が、火炎放射器の凄さに驚くとともに、戦争の惨さがわかりやす
く描かれて素晴らしい。「サーミの血」スウェーデンの人々に差別視されてい
た、ラップランドに暮らす女性を描いて秀作。差別が、あのスウェーデンでも
あるのにちょっとがっかり。「米軍(アメリカ)が~」は是非是非おすすめ。
選挙権のある高校生にも観て欲しいです。

───────────────────────────────────
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
 先月9月7日の朝刊に石川達三のことがのっていました。
 日中戦争に従軍した時に書いた「生きている兵隊」で、日本兵の残虐シーン
があったため、即刻発禁処分になったとか。そして彼も獄中の人に。言論の自
由が断たれることはとても怖いこと。その彼が、新憲法に、「日本人はいまだ
嘗て、個人の権利と自由、個人の尊厳についてあれほど明白に厳格に規定され
た憲法を持ったことはなかった」と希望を託した。
 なんと素晴らしいことでしょう。また、たったひとりの特高警察官による言
論の蹂躙で4人が獄死した横浜事件などはもってのほかです。私も我儘と言論
の自由とを履き違えないようにと日々思っております‥‥。

 私の第2歌集が思いがけず出版となり感動しきりですが、人生では物事は奇
数でなければ縁起が悪いそうです。第3歌集タイトル「みなさんお先に!」を
ぼちぼち準備しようかしらんと思うこの頃です。
 冬も間近、健康に留意してください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         十月通信  2017.10.10 第122号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
     〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
     E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜 17時~24時(土曜は19時―24時)
     日曜・祝祭日は休みます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Bar 十月 ホームページ : http://sites.google.com/site/kkmoravia/
十月通信 back number: http://ju-ga-tsu.blogspot.com

2017年9月17日日曜日

十月通信9月号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        十月通信   2017.09.10 第121号
                 発行:Bar 十月(新宿ゴールデン街)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 みなさま、いつもご贔屓ありがとうございます。
 9月に入り、街路樹や空の色が秋色にしっかり変身しているこの頃。気がつ
けば手も少しカサコソと乾燥して、秋がきていることを感じますね。なんかこ
う急にうら悲しい気分になります。今年は雨が多くて、農作物への被害が心配
です。
 さて、今月のわたしの歌です。

 ♪ 夕間暮れ店の水道ひんやりと街角の秋ふと吹いてくる
 ♪ 颯爽と乙女が素足で過ぎるときモノクロ写真のじぶん重ねる
 ♪ 新宿にこの頃増えてる外国人あの世で言葉は通じるだろうか

 今年前半の夏は死ぬほどの猛暑でした。なにも考えられないほど脳が溶けて
しまったかのようで。9月に入って水が冷たくなって、ふと秋を感じました。
乙女の時代も、あの世とやらも、この頃の心象風景の一端です。もしかして、
あの世でも仕事をしなければならないかも。

【好きな歌】
● ……………………………………………………………………………………… ●

 ♪ 二人子はふたり子どうしむつむなり病むわれの辺に声ひくくゐて
                 小野興二郎「歳月空間」平成元年

 小野興二郎(おのこうじろう)昭和10年愛媛県生まれ。明治大学卒業。市
川学園教諭となるが病を得て退職。
 長期療養の床のそばで幼い子供達が遊んでいるが、父親を気遣って小声で話
している様子が健気。仲睦じい家族であることが伺えます。そして、淡々と歌
っているようですが、父の深い残念が、静かに心に沁みてきます。
 ♪ 青空を一目見てから死にたしと思ふひそかなるわが願ひごと
 ♪ 蝋涙はわれにはつひに見せざりし母の涙かしたたりやまず
 ♪ 初陣の日の若武者のごとくあれ入学式に行くを見送る

■【「Bar十月」作品展】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎犬飼三千子作品展:9月1日(金)~15日(金)
 宙を形象化した版画作品、そして板に描いた不思議な作品を、10点ほど展
示しています。
◎阿知谷隆・西英一二人展:9月16日(土)~30日(土)
 阿知谷隆「フェティッシュ・フィギュアの世界」、女体にこだわった30セ
ンチサイズフィギュアを展示。西英一「en5~移世界へのいざない」、鏡の
上に増殖する作品。さて、どんな作品がやってくることでしょう?

 10月は、
 ◎又村統作品展:10月2日(月)~14日(土)
 ◎石原知是作品展:10月16日(月)~31日(火)
  又村統さん、石原知是さん、お二人とも十月展ではおなじみの、いい画を
 描き、作品をおつくりになる方です。楽しみにしています。

■【日本酒の会】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 9月・第145回日本酒の会は「山口県のお酒」です。
 候補酒は、金雀(岩国市)、関娘(下関市)、海響(下関市)、長門峡(萩
市)、原田(周南市)、金冠黒松(岩国市)、中島屋(周南市)‥‥。
 9月30日(土) 午後7時頃~、当店「Bar十月」で。
 会費は2,700円、酒肴付。

 8月「京都府」は、白木久/純米無濾過生原酒、神蔵/純米無濾過生原酒、
池雲/純米吟醸をいただきました。
 10月は「島根県」、11月は「和歌山県」のお酒の予定。毎月、月末の土
曜日にやっています。皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。

■【お知らせ】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎くぼたかずこ第二歌集 近日発行予定! 定価:1,500円
 私の第二歌集『?????』が、10月初旬に、ながらみ書房から発行され
る予定です。友を送るうた、母のうた、そしてバー十月の酒場うた。
 皆様にお読みいただければうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

◎水上バスで東京湾クルーズ! 10月1日(日)午後
 女装バー「粧」主催の東京湾クルーズ。今年は10月1日(日)。両国の東
京水辺ライン乗り場集合で、レインボーブリッジ、ゲートブリッジ、葛西臨海
公園など、東京湾をめぐります。参加希望者は9月20日までに当店へ。

■【映画日記】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
 さて8月に観た映画は、
  1.ワン・デイ・悲しみが消えるまで  8.少女ファニーと運命の旅
  2.ハイドリヒを撃て         9.いつも心はジャイアント
  3.夜明けの祈り         10.ボブという名の猫 幸せのハイタ
  4.君の膵臓をたべたい        ッチ
  5.海底47m          11.パターソン
  6.フェリシーと夢のトゥシューズ 12.草原に黄色い花を見つける
  7.ファウンダー ハンバーガー帝国 13.エルELLE
   の秘密            14.エブリシング

「夜明けの祈り」は、戦時下でロシア兵の蛮行により妊娠してしまった修道女
を助ける女医の正義感が頼もしく描かれている。兵隊の蛮行に怒る。
「ファウンダー」は、創業者を騙していたようで、なんだか不思議な気持ち。
「少女ファニーと運命の旅」は健気な子供達だけの、戦時下のアルプス越えに
ハラハラでした。主役の少女の表情が素晴らしい。
「いつも心はジャイアント」聞いたこともない病気にびっくり。
「ボブという名の猫」映画館を出たら、茶トラの猫を飼いたくなる作品。名前
もボブと。「エルELLE」はなかなか見応えのある作品でした。

───────────────────────────────────
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
 毎日毎日雨ばかりでうんざりのこの頃ですが、農家の人のご苦労は言葉では
言い表すことができません。太陽は本当に素晴らしいもの。降り注ぐ陽が待ち
遠しい限りです。秋の運動会やら、キノコ狩りやらぶどう狩り‥‥。
 日本の秋は収穫祭にちなんだお祭りが沢山あります。皆様の近所にある鎮守
の森の神様の、お祭りなどから聞こえてくるピ〜ヒャララ、なかなか乙なもの
ですね。ちょっと一杯とか。
 日本古来の行事はそれぞれ、それなりに自然の法則が身に染み込んでいるよ
うです。農事で前かがみになっていた腰を伸ばすべく、踊りをしたり、慰安も
兼ねていたり。ハロウィンのようにかぼちゃは飾りませんが。

 今年の、夏の初めの、あの猛暑はどこへやら。すっかり寒い風を感じるこの
頃です。皆さんも風邪などひかないようにしてくださいね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         十月通信  2017.09.10 第121号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
     〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
     E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜 17時~24時(土曜は19時―24時)
     日曜・祝祭日は休みます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Bar 十月 ホームページ : http://sites.google.com/site/kkmoravia/
十月通信 back number: http://ju-ga-tsu.blogspot.com

2017年8月13日日曜日

十月通信8月号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        十月通信   2017.08.10 第120号
                 発行:Bar 十月(新宿ゴールデン街)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 みなさま、いつもご贔屓ありがとうございます。
 暦も8月になると、あと4枚が残されているだけになりました。今年も早後
半。心なしか、電車内は空いて、街の空気も十分に深呼吸が可能になった気分
です。
 先月、中山ラビさんのライブを堪能しました。相変わらずの凄さに感服。い
つまでもいつまでも、人の心に響く歌を歌って欲しい人です。
 それから、10月に、私の第2歌集が出版される予定です。これも皆様のお
かげです。感謝しております。
 さて、今月のわたしの歌です。

 ♪ いつまでも二十歳を歌える歌手ありて中山ラビのロングな青春
 ♪ 止まり木に疲れた昼間を置いて行くその人の部下四十五人
 ♪ 人生の階段すでに六十数段下りも昇りも悠悠閑閑(ゆうゆうかんかん)
 ♪ 朝はレモン絞って飲んで黄蘗色夜はトマトで日々の彩り
 ♪ わが歌集日々の暮らしを和の色に縁どられつつ完成間近

 常日頃、バーの止まり木は人生の止まり木なのだとお話しする人がいます。
そうだそうだ! と、なんだか8月のせいでもないでしょうけど、人生とかを
考えるような歌になってしまいました。この頃の心象風景の一端です。

【好きな歌】
● ……………………………………………………………………………………… ●

 ♪ ある時はありのすさびに憎かりきなくてぞ人の恋しかりける
                        源氏物語「桐壺」


 お盆なのでこんな歌も‥‥。生きているときは慣れてしまって、ぶつくさ文
句言ったり、喧嘩などもしたが、いざ、相手が亡くなってしまうと、心にポッ
カリ穴があいた感じ。どうしてもっと仲良く、優しくしてあげなかったのだろ
うと悔いばかりがこみ上げてきます。自分の周りのひとは大切にしたいとつく
づく思う歌です。
 源氏物語の桐壷の巻で、宮中の女官たちが、亡き桐壷の更衣を偲ぶ場面に出
てくるようです。

■【「Bar十月」作品展】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎後藤美穂作品展:8月1日(火)~15日(火)
 後藤美穂さんは版画作品、愛知県在住です。洒脱な版画作品を十点ほど展示
しています。作家も後半常駐します。見にいらしてください。
◎中野耕一挿絵作品展:8月16日(水)~31日(木)
 中野耕一さんは時代小説の挿絵を中心に活躍しているベテラン。十月展示の
常連でもあります。さて、今年はどんな作品を?

 9月は、
 ◎犬飼三千子作品展:9月1日(金)~15日(金)
 ◎阿知谷隆・西英一二人展:9月16日(土)~30日(土)
  犬飼さんはいつも、不思議な版画作品を展示します。阿知谷隆さんはセク
 シーフィギュア、西さんはユニークな作品を展示します。どんな作品でしょ
 う?

■【日本酒の会】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 8月・第144回日本酒の会は「京都府のお酒」です。
 候補酒は、綾小町(綾部市)、丹山(亀岡市)、白木久(京丹後市)、神蔵
(京都市左京区)、聚楽第(京都市上京区)、桃の滴(京都市伏見区)‥‥。
 8月26日(土) 午後7時頃~、当店「Bar十月」で。
 会費は2,700円、酒肴付。

 7月「静岡県」は、白隠政宗/純米、英君/特別純米袋吊雫、開運/誉富士
純米をいただきました。
 9月は「山口県」、10月は「和歌山県」のお酒の予定。毎月、月末の土曜
日にやっています。皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。

■【お知らせ】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎「百花十月」第14号(7月20日発行) ¥150 好評発売中!
 ポエトリ:詩二編 クレモン・マグロワール・サン=トード(井戸亮訳)、
スケッチ:多摩川ゼロファイター(向瀬杜子春)、ラテンアメリカ前衛詩人列
伝14:フアン・ホセ・セセージ(鼓直)、表紙画:恩田好子

■【映画日記】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
 さて7月に観た映画は、
  1.ブランカとギター弾き    11.君はひとりじゃない
  2.ざ・鬼太鼓座        12.台湾萬歳
  3.殺戮にいたる山岳      13.バッカス・レディ
  4.ボンジュール、アン     14.春の夢
  5.しあわせな人生の選択    15.空と風と星の詩人 尹東柱の生涯
  6.ヒトラーへの285枚の葉書    16.ダイ・ビューティフル
  7.ケアニン~あなたでよかった~17.ありがとう、トニ・エルドマン
  8.タンナ           18.彼女の人生は間違いじゃない
  9.甘き人生          19.ビニー/信ずる男
 10.ダンサー、セルゲイ・ボルーニン 世界一優雅な野獣
          
「ざ・鬼太鼓座」加藤泰監督のカメラアングルが素晴らしく、幻のドキュメン
タリーと言われることに納得。
「タンナ」は南太平洋のタンナ島が舞台の純愛物で、島の自然に畏敬の念。
「ヒトラー~」も一般庶民のナチスへの抗議の姿に感動。「バッカス~」も着
眼点に驚き。素晴らしい作品。「空と風と星の詩人~」は憲兵の怖さ、理不尽
な思想統制に腹が立ちました。
「台湾萬歳」は、「台湾人生」から継続して観た者としては素晴らしく、心優
しい気持ちになれる作品。「ケアニン」は小規模介護施設の話。徘徊も誰かが
いればお散歩だという、なんぞはメモを取りたくなりました。
「彼女の人生は間違いじゃない」もなかなか丁寧で、高良健吾がいい味を出し
ている。「ダンサー~」「ビニー~」などは自分に打ち勝つ強い姿勢に感動。
殆どが秀作でした。

───────────────────────────────────
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
 この歳で恥ずかしながらという感じもしますが、再び歌集を出す機会を得ま
した。人生で2冊もの自分の歌集が出ることは大変な驚きと感激でモジモジし
ています。どんな歌集が出来上がるのか楽しみにしているところです。皆さん
にも、是非、読んでいただけたらうれしいです。
 また、8月は、6日の広島、9日の長崎と、日本にとって永遠に忘れてはい
けない日がある月です。そして終戦記念日と3回、首を垂れる月でもあります。
共通の忘れてはいけない日が詰まっている大事な8月です。それぞれの場所で
思いを深くしたいと思います。

 この間、雨の日に可愛らしい女性が傘をしっかりと抱きしめていました。抱
けば抱くほど、その尖った先が、前の人を突っついているのです。スマホしか
見えません。皆さんは?
 まだまだ、暑い日が続きます。乗り切りましょう!
 旧盆、休みなしで開けています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         十月通信  2017.08.10 第120号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
     〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
     E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜 17時~24時(土曜は19時―24時)
     日曜・祝祭日は休みます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Bar 十月 ホームページ : http://sites.google.com/site/kkmoravia/
十月通信 back number: http://ju-ga-tsu.blogspot.com

2017年7月9日日曜日

十月通信7月号



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        十月通信   2017.07.10 第119号
                 発行:Bar 十月(新宿ゴールデン街)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 みなさま、いつもご贔屓ありがとうございます。
 まだまだ蒸し蒸しと梅雨を実感するこの頃です。さて暦で雑節の半夏生、7
月2日は東京都議選の選挙の日。投票率も少しアップした中でのああいう結果
は、人はただ黙っているのではない、見ているぞ、きちんとせいよという怒り
のように思います。ハキハキしない日本人ながら真っ直ぐいきたいものですね。
まだまだサウナ状態が続きます。体調管理をしっかりと!
 それから、当店のお誕生日も今月です。今まで大切にしてくださった皆様の
おかげでここまで来れました。13歳です。ありがとうございます。
 さて今月のわたしの歌です。

 ♪  ニッポンの電気なんとかならんかな風神雷神やおよろずの神よ
 ♪  よく熟れた赤いほっぺのさくらんぼ啄む夜はひよどりのように
 ♪  ヘソを出し肩など出して乙女らよ一人で十分! 見せる相手は
 ♪  くだり坂まとう色つやちと鮮やかに唐紅は君おもう色
 ♪  味噌汁に豆腐半丁油揚げ納豆ごはんよマメ大明神
 ♪  ひさびさの番外ゼミは深夜まで教授もわれらも酔いに顔染め

 先日の雷は戦場の砲火のごとく光って、そして鳴り響き、このエネルギーを
なにかに使えないかとよく思います。大好きなサクランボ、鳥が啄むように食
べました。赤く可愛い実でした。
 この頃の娘さんたちのファッション。しどけないこと。心配するのはこちら
が年寄りの証拠ですね。人生も後半、色々なことが走馬灯のように‥‥。日本
の健康は大豆に負うところが多いですが、安上がりで私にぴったり。神戸より
八か月ぶりに上京された教授は思いの外お元気で、みんなで安堵!

【好きな歌】
● ……………………………………………………………………………………… ●

 ♪ トラクター三連プラウ引きながら踏ん張る、踏ん張れ、空震はせて
              時田則雄「短歌往来」平成29年7月号掲載

 時田則雄(ときたのりお)。昭和21年9月、帯広市生まれ。十勝で農業を
営みつつ歌をつくっている。
 北の大地で農業に取り組む雄々しい姿が眼に浮かぶようです。どの歌にも、
自然に対して逆らうことなく、困難に立ち向かう汗と収穫の笑顔を感じ、つい
こちらまで、八百屋さんで北海道の野菜などを探したりします。土の匂いのす
る歌はとても大好きな歌です。プラウploughとは畑を耕起し土壌を整える作
業機械ですね。

 ♪ 辛夷の花空にあふるる昼下がりカムイがひょいと訪ねて来たり
 ♪ カムイ曰く 地球の芯で桃色のまあるい種が輝いてゐる
 ♪ ところてんのやうなる歌を吐き出しぬ今日は心底くたびれにけり
 ♪ よく笑ふ男と酒を飲んでゐる黄色い月の輝く深夜

■【「Bar十月」作品展】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎恩田好子展「Monophonic Monologue」:7月1日(土)~15日(土)
 恩田好子さんは「モノクロの線画でひとりごとのようなモチーフを、しかし
ながら人に届くような声でしゃべったり歌ったりしている、そういう絵」を展
示しています。
◎長嶋貴子作品展「SUMMER」:7月18日(火)~31日(月)
 長嶋貴子さんは金沢市でガラス作品を作っています。今回は、手描きのバッ
グやTシャツ、そしてガラスの作品を準備しています。

 8月は、
 ◎後藤美穂作品展:8月1日(火)~15日(火)
 ◎中野耕一挿絵展:8月16日(水)~31日(木)
  後藤美穂さんは版画作品、愛知県在住です。中野耕一さんは時代小説の挿
 絵を中心に活躍しているベテランです。

■【日本酒の会】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 7月・第143回日本酒の会は「静岡県のお酒」です。
 候補酒は、おんな泣かせ(島田市)、開運(掛川市)、高砂(富士宮市)、
満寿一(静岡市)、白隠政宗(沼津市)‥‥。
 7月29日(土) 午後7時頃~、当店「Bar十月」で。
 会費は2,700円、酒肴付。

 6月「青森県」は、岩木政宗/特別純米、じょっぱり/特別純米、亀吉/特
別純米をいただきました。
 8月は「京都府」、9月は「山口県」のお酒の予定。毎月、月末の土曜日に
やっています。皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。

■【映画日記】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
 さて6月に観た映画は、
  1.ゴールド金塊の行方        12.メッセージ
  2.笑う101歳×2 笹本恒子 むの    13.世界のひとつの金メダル
   たけし              14.ハーフネルソン
  3.ローマ法王になる日まで      15.ハクソー・リッジ
  4.生きとし生けるもの        16.約束の地メンフィステイク 
  5.20センチュリー・ウーマン      ・ミー・トゥー・ザ・リバー
  6.海辺のリア            17.TAP THE LAST SHOW
  7.めがみさま            18.ラスト・プリンセス大韓帝国
  8.セールスマン             最後の皇女
  9.ママは日本へ嫁に行っちゃダメと  19. おとなの恋の測り方
   言うけれど            20.22年目の告白 私が殺人犯
    10.ブラッド・ファーザー         です
    11.ジーサンズはじめての強盗     21.パトリオット・デイ

「笑う101歳×2笹本恒子むのたけし」はドキュメントで、とてもおすすめ。
「生きとし生けるもの」もよく撮ったと思う北海道の動物のドキュメンタリー。
「ローマ法王になる日まで」は、アルゼンチの政情を含めて法王が現在に至る
歴史がとてもよく描かれて佳作。
「ゴールド金塊の行方」ドラマの展開がなかなか。「ラスト・プリンセス大韓
帝国最後の皇女」「ジーサンズはじめての強盗」「おとなの恋の測り方」「2
0センチュリー・ウーマン」「 世界のひとつの金メダル」などは勧めです。
「メッセージ」は近未来にこんなこともあるかと不思議な作品。カナダのドゥ
ニ・ヴィルヌーヴ監督作。彼の過去の作品はどれも面白く意表をついたものが
多いので楽しみな人。ほとんど秀作揃いで感心しております。

───────────────────────────────────
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
「大人の修学旅行」も10回をもって終了しましたが、この次は「十月の同窓
会」ですか? というあたたかい声をいただきました。なんと嬉しいことでし
ょう。期待に添えるよう頑張りたいです。
 さて、今月上映の映画を二本お勧めします。
「台湾萬歳」酒井充子監督、7月22日(土)からポレポレ東中野にて。「台
湾人生」「台湾アイディンティティ」に続く台湾3部作の集大成。台湾におけ
る日本語世代にカメラを向けている。台湾出身で高層建築家、郭茂林を追った
「空を拓く」も酒井監督作品。私たちが忘れてしまった日本人の心が大事に生
きていることに感動。東日本大震災の時、小さな国なのに、親戚を気遣うよう
に200億円以上もの義援金を寄付してくれた台湾の人々の温情が、とてもよ
く納得できるドキュメンタリー。
「ブランカとギター弾き」長谷井宏紀監督、7月29日(土)からシネスイッ
チ銀座にて。舞台はフィリピン。出生証明書もない子供たちと行動をともにす
る、母に捨てられた歌声の美しい少女と盲目の老いたギター弾きの、肩寄せ合
って前進している姿が素晴らしい。また、少女を慕う戸籍のない男児が、「僕
はお金も物も要らない! お姉ちゃんが欲しい!」と叫ぶ姿に、家族というも
のへの強い憧れと寂しさが表れていると思う。フィリピンのごったな街並みは
遠い昔の何処かの国のよう。
 今年の夏も頑張って乗り切りたいですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         十月通信  2017.07.10 第119号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
     〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
     E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜 17時~24時(土曜は19時―24時)
     日曜・祝祭日は休みます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Bar 十月 ホームページ : http://sites.google.com/site/kkmoravia/
十月通信 back number: http://ju-ga-tsu.blogspot.com

2017年6月9日金曜日

十月通信6月号



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        十月通信   2017.06.10 第118号
                 発行:Bar 十月(新宿ゴールデン街)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 みなさま、いつもご贔屓ありがとうございます。
 このところ、晴天続きでご機嫌ですが、雨も必要な方も多いと思います。先
日訪れた新潟県高柳町は途中、六日町や十日町などを通過しました。水が張ら
れた水田がキラキラ輝き、天をさして高く咲く薄い紫の桐の花は大きく見事で
した。今でも娘が生まれると桐を植えるのでしょうか。その昔、桐は、嫁入り
の箪笥を作る材とするために植えたそうな。桐のあるお家には娘ありですね。
素晴らしい日本の原風景を見たような気がしました。
 ご参加いただいた方ありがとうございました。
 さて今月のわたしの歌です。

 ♪ 山間の宿の廊下は畦道で畳は田圃落ちないように
 ♪ 団塊が揃って♪高校三年生 歌っていいとも酒もいいとも
 ♪ ウグイスもホオジロも啼けカッコウもわれらは踊れじょんのびの里
 ♪ 新宿の夜はどこかの遠い街つばめ掠めて棚田の早苗
 ♪ 桐の花そこここに咲く山里にふと口をつく嫁入り箪笥
 ♪ 行くところ過ぎるところの万物よただそこにある数多のみどり

 大人の修学旅行」は4年前の9月に訪れた新潟県柏崎市高柳町ににある農村
リゾート「じょんのび村」への再訪。万緑のなか、バスは軽快に走り、高校生
時代を思い出しました。オリジナル愛唱歌集など手にして、本当にゆったりし
た旅で、まさに命の洗濯でした。

【好きな歌】
● ……………………………………………………………………………………… ●

 ♪ 飛ぶ雪の越の果てなる木の芽坂妻なき鬼が哭きつつぞ棲む
                   武下奈々子「樹の女」昭和63年

 武下奈々子 (たけしたななこ)。昭和27年、香川県多度津生まれ。
 二十歳の時上京、同時に短歌を発表し始める。昭和55年、結婚を機に福井
県に移り住む。日本海の寂しい海の色と、そこに土や樹や風や季節とともに住
む、女の強さを感じます。

 ♪ 吃水を越ゆるいらいらもやもやに土間の馬鈴薯芽を吹き出す
 ♪ 軍艦と烏賊釣り船がさりげなく行き交ひてゐる日本海です
 ♪ ひかり生れ草生れ木生れ黒土はうねりて春の乳房となれり
 ♪ 朝に日に花浴びをればいにしえの一揆の村はやまつみの界

■【「Bar十月」作品展】
● ……………………………………………………………………………………… ●
◎荻嶋あつみ木版画展「あなたのいない夜」:6月1日(木)~15日(木)
 あなたのいない夜はどんな夜でしょう。荻嶋あつみさん、十月展初めてで、
素敵な木版画を展示しています。

◎斉藤嶽堂写真展「ふくろうたち 深山の一会」:
 6月16日(金)~30日(金)
 斉藤嶽堂さんは写真。八ヶ岳をフィールドとして「ふくろう」を撮っていて、
写真集も何冊か出しています。

 7月は、
 ◎恩田好子展「Monophonic Monologue」:7月1日(土)~15日(土)
 ◎長嶋貴子展「SUMMER」:7月18日(火)~31日(月)
  恩田好子さんは「モノクロの線画でひとりごとのようなモチーフを、しか
 しながら人に届くような声でしゃべったり歌ったりしている、そういう絵で
 す」。長嶋貴子さんはガラス作品を作っています。今回は、手描きのバッグ
 やTシャツ、そしてガラスの作品を準備しています。

■【日本酒の会】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 6月・第142回日本酒の会は「青森県のお酒」です。
 候補酒は、岩木正宗(板柳町)、じょっぱり(弘前市)、 菊駒 (五戸町 )、
如空(五戸町)、駒泉 ( 七戸町 )、菊乃井(黒石市)、 亀吉 ( 黒石市 )。
 6月24日(土) 午後7時頃~、当店「Bar十月」で。
 会費は2,700円、酒肴付。

 5月「北海道」は、国士無双/特別純米、國稀/特別純米、北の勝/本醸造
をいただきました。7月は「静岡県」、8月は「京都府」のお酒の予定。毎月、
月末の土曜日に開催。皆様、いっしょに、おいしいお酒を飲みましょう。

■【映画日記】
● ……………………………………………………………………………………… ●
 なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
 さて5月に観た映画は、
  1.クーリンチ          9.ブルーに生まれて
  2.ろくでなし         10.シーモアさんと、大人のための
  3.八重子のハミング        人生入門
  4.ワイルド・スピード     11.夜に生きる
   ICE BREAK         12.バーニング・オーシャン
  5.追憶            13.viva!公務員
  6.マンチェスター・バイ・ザ・ 14.光をくれた人
   シー            15.光
  7.STOP            16.オリーブの樹は呼んでいる
  8.トンネル 闇に鎖された男

「ブルーに生まれて」のイーサン・ホークが好演、うまく歳を重ねているよう
だ。「シーモアさん~」は、とても説得力あり。後進指導のために尽力する老
ピアニストには頭が下がる思い。
「viva!公務員」はイタリアでの優遇される公務員を風刺していて愉快。「夜
に生きる」は、一途なヤクザの愛を描き、キューバでのシーンも観ることがで
きて面白い作品です。
 今年も須賀川国際短編映画祭で、上質な作品を観ることができ感動でした。
「涙に浮かぶ記憶 戦争を次世代へ伝えて」は特に秀逸。長崎の女子中学生の
作文を映画化したもの。戦地から生還したにも関わらず地元の人の冷たい視線
を浴びたという曽祖父からの話や、自ら特攻隊の生存者を取材する彼女の努力
は関心です。二十歳前後で死にゆく若者の心情にも触れていて、戦争街道を走
らされそうな今時の中学生以上の若者に是非是非観て欲しいです。戦争は本当
に怖いのです。

───────────────────────────────────
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
 「大人の修学旅行」第10回目も無事終わりました。新潟県柏崎市高柳町の
「じょんのび村」は、見渡す限り万緑の中にあり、平和である幸せをつくづく
実感しました。
 世界のあちこちで家を追われ、緑も破壊されたニュースを目にしますが、目
の前に緑が輝き、幼児が描いた絵のような白い雲がポッカリ空に貼り付いてい
るのを見ながら、みんなで食べる朝食はとても美味しく、あちこちから「お代
わりくださぁい!」の声が。前の晩、あんなにどぶろく飲んだのに‥‥。
 とにかく、きれいな空気、緑、雲、すべすべ温泉……、ゆったり「じょんの
び」でした。また、今回、みんなで歌う愛唱歌集作ってくださった方には感謝
感謝です。「大人の修学旅行」ラスト版の良い記念になりました。ありがとう
ございました。
 先日、銀座の東映映画館でみた”鑑賞マナー”に感服! なんと、帽子を取
るように促しているのです。この頃、帽子族が多く上映中にも外さない人もい
て、後ろに座るものにとって最悪。よくぞ注意してくれたとパチパチでした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         十月通信  2017.06.10 第118号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
     〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
     E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜 17時~24時(土曜は19時―24時)
     日曜・祝祭日は休みます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Bar 十月 ホームページ : http://sites.google.com/site/kkmoravia/
十月通信 back number: http://ju-ga-tsu.blogspot.com