2011年7月12日火曜日

十月通信 七月号

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      「十月通信」  2011.07.10 第047号

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 みなさまこんにちは。いつも御贔屓ありがとうございます。
 まだまだ、復興の明るさのルックス度が上がらず、被災地の方が、心より笑
える日がくるといいと切に思っています。赤十字のあのお金はどうしたのでし
ょう。一日も早く、善意の梗塞にならないように頑張ってもらいたいです。

 今月20日は「Bar 十月」の誕生日。おかげさまで満6歳になり、7年目に
入ります。そこで、18日(月)からの一週間、アリガトウウィークにしたい
と思います。
 みなさまのご来店をお待ちしています。
 さて、今月のわたしの歌。

 ♪ 風貌がネルソン・マンデラそっくりさん泰然自若永田町下車
 ♪ 新宿の舗装溶けだし七月はノウゼンカズラの赤いブランコ
 ♪ 猛暑には過去も未来も何もかも凍らせましょう琥珀に閉じて

 先日、丸ノ内線電車内での事。前の座席に、日本人だが日に灼けた老人が座
っていました。これがネルソン・マンデラさんそっくり。また、何故か永田町
に降りて行きました。まるで国会に行くようでした。
 毎日通う新宿の街も、余りの暑さに舗装がゆるゆる。区役所前のノウゼンカ
ズラだけが涼しげに、ゆらゆら揺れているのが可愛らしいです。
 先週末、例年よりかなり早く、梅雨が明けましたね。これだけ暑いとどうに
でもなれという気さえしてしまいますね。


■【好きな歌】
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 ♪ 降誕祭ちかしとおもふ青の夜曇りしめらひ雪ふりいづる
                大野誠夫『薔薇祭』昭和26年

 大野誠夫(おおののぶお 大正3年~昭和59年)は、茨城県河内生まれ。
 静寂で清潔感溢れる情感たっぷりの歌です。色が凛として歌に詠み込まれて
いるのがとても素敵です。おそらく無口で潔癖な人であったのかしらんと想像
いたします。
 下の歌も色を感じる夢のような歌。敗戦後すぐのころの町の様子でしょうか。
なにかドラマを感じます。こんなに清潔感溢れる歌が詠めるというのは羨まし
い限り。とても奇麗な歌です。

 ♪ 銀色に光れる罐を並べ売る白きインコを肩にとまらせて
 ♪ 花のやうにバラックの町に灯がともり今宵あたたかき冬の雨ふる


■【「Bar十月」作品展】
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◎野田新五作品展: 7月 1日(金)~30日(土)
 「猫を抱く女」(和紙に水彩)や「兎男と猫」など、随所に猫がいます。こ
のなつかしさとやさしさは、どこからくるのでしょう?

 ▼8月は、前半(1日~15日):木村昭平作品展、後半(16日~31
  日):城内佳奈恵写真展の予定。


■【日本酒の会】
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 7月の日本酒の会は、「神奈川県のお酒」です。
 候補酒は、蓬莱(愛甲郡愛川町)、天青(茅ヶ崎市)、山喜(相模原市)、
相模灘(相模原市)、白笹鼓(秦野市)、菊勇(伊勢原市)、箱根山(足柄上
郡大井町)‥‥。

 7月30日(土) 午後7時頃~、当店「Bar 十月」で。
 会費は2,500円、酒肴付。
 どうぞ皆様、お気軽にご参加ください。

 8月は「熊本県」、9月は「兵庫県」のお酒の予定。


■【おしらせ】
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◎水上バスツアーがあります。
 8月21日(日)、料金:8,800円。
 コースは、両国~お台場~葛西臨海公園~荒川~墨田水門~両国の予定で、
船上3時間ほど。7月31日までに、お申し込みください。

◎当店、「十月」主催の「大人の修学旅行」は、11月19日(土)、長崎、
決定です。詳細はおってご案内いたします。


■【映画日記】
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 なんだか見たい映画が目白押しで、映画館に住み込みたいぐらいです。
 さて、6月に観た映画は、
   1.生き残る為の3つの取引   9.隠された記憶
   2.愛の勝利を        10. テンペスト
   3.パジュ          11. ビート
   4.幸せの太鼓を響かせて   12. 風吹く良き日
   5.ただよう想い       13. アリスク・リードの失踪
   6.バビロンの陽光      14. 犬飼さんちの犬
   7.木洩れ日の家で      15. BIUTIFUL
   8.星守る犬         *オペラ「蝶々夫人」

 なんと言っても「バビロンの陽光」はお勧め。あまりにもヒューマンな作品。
是非観て欲しいです。イラクのモハメド・アルダラジー監督による2作目であ
るが、1作目は誘拐、襲撃などの妨害を乗り越えての制作だったそうな。そん
な反骨の監督の第2作目。監督の優しい眼が少年を捉えて素晴らしい。少年の
真摯な眼差しは、周りの人びとに善の心を呼び起こし、気持が繋がってゆくの
を見るのは感動。肉親を捜す気持は世界共通の切なる想いです。
 「木洩れ日の家で」の犬が、アカデミー賞を上げたいくらいに演技派なので
感心。モノクロの作品だが色と風を感じる秀作。それまで悪者と思い込んでい
た嫁の心の内を知って、新たな自分に目覚めてゆく主人公を観ていると、自分
も、ああなりたいと思う作品でした。
 「BIUTIFUL」は今のスペインが抱えている問題(日本も一緒だが)がいっ
ぱい詰っている。やや詰込み過ぎの感あり。不法入国の黒人女性がマリア様の
ように見えて美しい。


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編┃集┃後┃記┃
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 あまりの暑さにいっそラテンでもと思って、アルゼンチン・タンゴを聴いて
みました。「オレ・ガッパ(Ole Guapa)」です。
 意味は、「いよっ しっかり踊れ、そこのいい女!」だそう。なんとまあ情
熱的でしょうか。Guapaは女性ですが、男性はGuapo。私も叫んでみたいな。
「いよっ、そこの好い男!」なんて。いつも女性ばかりが冷やかされていては
つまりませんもの。
 日本人には、盆踊りくらいがちょうどいいでしょうか。

 以前、和歌山県の新聞に当店の紹介記事が載った事がありました。その切り
抜きを持って、和歌山県の方が5人も来て下さったのには感激しました。本当
に嬉しい事です。

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         十月通信  2011.07.10 第047号
●発 行:「Bar 十月」 くぼたかずこ
     〒160-0021新宿区歌舞伎町1-1-10 tel.03-5272-1171
     E-mail:kkmoravia@u01.gate01.com
●営業日:月曜~土曜(祝祭日も営業しています)
     17 時―24 時(土曜・祝祭日は19 時―24 時)
     日曜は休みます。
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○「Bar 十月」ホームページ: http://sites.google.com/site/kkmoravia/
○「Bar 十月」紹介ページブログ: http://ju-ga-tsu.blogspot.com

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